
汉诗日语念法.doc
7页遊子吟 (孟郊) 慈母手中線 慈母 手中の線 遊子身上衣 遊子 身上の衣 臨行密密縫 行に臨んで密密に縫 意恐遲遲歸 意は恐る 遲遲として歸らんことを 誰言寸草心 誰か言う 寸草の心 報得三春暉 三春の暉に報い得んとは 漁翁 (柳宗元) 漁翁夜傍西巌宿 漁翁 夜 西巌に傍うて宿す 暁汲清湘然楚竹 暁に清湘を汲んで楚竹を然く 煙銷日出不見人 煙銷日出でて 人を見ず 欸乃一聲山水緑 欸乃一声 山水緑なり 廻看天際下中流 天際に廻看して中流を下れば 巌上無心雲相遂 巌上 無心に雲相遂ふ 望岳 (杜甫) 岱宗夫如何 岱宗 夫れ如何 斉魯青未了 斉魯 青未だ了らず 造化鐘神秀 造化は神秀を鐘め 陰陽割昏暁 陰陽は昏暁を割く 盪胸生曾雲 胸を盪して曾雲生じ 決眦入帰鳥 眦を決して帰鳥入る 会当凌絶頂 会ず当に絶頂を凌いで 一覧衆山小 一たび衆山の小なるを覧るべし 涼州詞 (王翰) 葡萄美酒夜光杯 葡萄の美酒 夜光の杯 欲飲琵琶馬上催 飲まんと欲すれば 琵琶馬上に催す 醉臥沙場君莫笑 酔ひて沙場に臥す 君 笑ふこと莫かれ 古來征戦幾人囘 古来 征戦 幾人か回る 春望 (杜甫) 國破山河在 國破れて山河在り 城春草木深 城春にして草木深し 感時花濺涙 時に感じては花にも涙を濺(そそ)ぎ 恨別鳥驚心 別れを恨みては鳥にも心を驚かす 烽火連三月 烽火(ほうか)三月(さんげつ)に連なり 家書抵萬金 家書萬金に抵(あ)たる 白頭掻更短 白頭掻(か)けば更に短く 渾欲不勝簪 渾(す)べて簪(しん)に勝(た)へざらんと欲す尋隱者不遇 隱者を尋ねて遇はず (賈島) 松下問童子 松下童子に問へば 言師採藥去 言ふ師は藥を採りに去くと 只在此山中 只此の山中に在らん 雲深不知處 雲深くして處を知らず 静夜思 (李白) 牀前月光見 牀前 月光を見る 疑是地上霜 疑うらくは是れ地上の霜かと 頭挙山月望 頭を挙げて山月を望み 頭低故郷思 頭を低れて故郷を思う 夜宿山寺 夜 山寺に宿す (李白) 危樓高百尺 危樓 高さ百尺 手可摘星辰 手に星辰を摘むべし 不敢高聲語 敢えて高聲にて語るなかれ 恐驚天上人 恐るらくは 天上の人を驚かしめん 奬進酒 李白 君不見黄河之水天上來 君見ずや 黄河の水 天上より来るを 奔流至海不復廻 奔流し海に至って 復た廻らず 君不見高堂明鏡悲白髪 君見ずや 高堂の明鏡 白髪を悲しむを 朝如青絲暮成雪 朝には青糸の如きも暮れには雪と成る 人生得意須盡歡 人生 意を得れば須らく歓を尽くすべし 莫使金樽空對月 金樽をして空しく月に対せしむる莫かれ 天生我材必有用 天 我が材を生ずる 必ず用有り 千金散盡還復來 千金散じ尽くせば 還 復来たらん 烹羊宰牛且爲樂 羊を烹 牛を宰して且く楽しみを為さん 會須一飮三百杯 会ず須からく 一飲三百杯なるべし 岑夫子 岑夫子 丹丘生 丹丘生 奬進酒 将に酒を進めんとす 杯莫停 杯を停むる莫かれ 與君歌一曲 君が与めに一曲歌わん 請君爲我傾耳聽 請う君 我が為に耳を傾けて聴け 鐘鼓饌玉不足貴 鐘鼓 饌玉は貴ぶに足らず 但願長醉不用醒 但だ長酔を願いて醒むるを用いず 古來聖賢皆寂莫 古来 聖賢皆 寂莫 唯有飮者留其名 唯だ飲者 のみ其の名を留むる有り 陳王昔時宴平樂 陳王 昔時 平楽に宴し 斗酒十千恣歡謔 斗酒十千 歡謔を恣し 主人何爲言少錢 主人 何爲ぞ銭少なしと言わん 經須沽取對君酌 経ちに須く沽い取り君に対して酌ぐべし 五花馬 五花の馬 五金裘 五金の裘 呼兒奬出換美酒 児を呼び将き出し美酒に換えせしめ 與爾同銷萬古愁 爾と同に銷さん萬古の愁を 登幽州台歌 幽州の台に登る歌(陳子昂) 前不見古人 前に古人を見ず 後不見来者 後に来者を見ず 念天地之悠悠 天地の悠悠たるを念ひ 独愴然而涕下 独り愴然として 涕下る静夜思 李白床前明月光,床前(とこまえ)月光明るし疑是地上霜。
疑うらくは是れ(これ)地上の霜かと举头望明月,頭を挙げて明月を望み低头思故乡頭を垂れて故郷を思う注意:「らくは」の「らく」は接尾詞で「ことには」と等しい動詞原型+らくは:的是望むらくは:希望的是春晓 孟浩然春眠不觉晓,春眠暁(しゅんみんぎょう)を覚えず处处闻啼鸟処処(しょしょ)啼き鳥を聞く夜来风雨声,夜来(やらい)風雨の声花落知多少花落つること知んぬ多少ぞ 春の夜ぐっすり眠っていて、いつの間にか夜がもう明けてしまい、小鳥の鳴き声が耳に心地よく聞こえてくる昨夜風が吹いて雨が降る音を耳にしたが、(そのために)どれだけの春の花が落ちてしまったのだろう 枫桥夜泊 张继月落乌啼霜满天,月落ち鳥啼いて霜天(そうてん)に満つ(みつ)江枫渔火对愁眠江楓(こうふう)漁火(ぎょか)愁眠(しゅうみん)に対す姑苏城外寒山寺,姑蘇(こそ)城外(じょうがい)の寒山寺(かんざんじ)夜半钟声到客船夜半(やはん)の鐘声(しょうせい)客船(きゃくせん)に到る(いたる)月が低く沈んでからすが夜啼いて、霜や霧が充満(じゅうまん)している楓(カエデ)の橋の岸の傍らに停泊(ていはく)している船上(せんじょう)の旅客は河辺(かへん)のカエデと漁船の上できらめく()明かりに面と向かい、胸にあふれる思いが募り(つのり)、寝付くことができない。
姑蘇城外の寒山寺の鐘の音がまたこの深夜の船上に伝わり、更に旅客を塞ぎ(ふさぎ:惆怅)こんだ気持ちにさせてしまう 忆江南 白居易 江南好, 风景旧曾谙日出江花红胜火,春来江水绿如蓝能不忆江南? 江南好し(こうなんよし) 風景旧より曾つて諳そらんず(ふうけい もとより かつてそらんず) 日出づれば 江花 紅きこと火に勝り(ひいづれば こうか あかきこと ひにまさり) 春来たれば 江水 緑なること藍の如し(はる きたれば みどりなること あいのことし) 能く江南を憶わざらんや(よく こうなんをおもわざらんや) 烏衣巷 劉禹錫朱雀橋辺野草の花、烏衣巷口夕陽斜めなり旧時王謝堂前の燕、飛んで尋常百姓の家に入る 朱雀桥边野草花, 乌衣巷口夕阳斜 旧时王谢堂前燕, 飞入寻常百姓家 相思 王維 紅豆南国に生ず、春来たって幾枝を発く 红豆生南国,春来发几枝 願わくは君多く采撷せよ、此物最も相思わしむ 愿君多采撷,此物最相思 山中対酌「さんちゅうのたいしゃく」 李白「りはく」両人対酌すれば山花開く「りょうにん たいしゃくすればさんかひらく」一益一益また一益「いっぱいいっぱい またいっぱい」我酔うて眠らんと欲す君且く去れ「われようてねむらんとほっす きみしばらくされ」明朝意有らば琴を抱きて来たれ「みょうちょう い あらば ことをいだきてきたれ」早発白帝城(つとにはくていじょうをはっす)李白朝辞白帝彩雲間(あしたにじす はくていさいうんのかん) 千里江陵一日還(せんりのこうりょう いちじつにしてかえる) 両岸猿声啼不住(りょうがんのえんせい ないてとどまらざるに) 軽舟已過萬重山(けいしゅうすでにすぐ ばんちょうのやま)朝早く色美しい雲の中にそびえる白帝城に別れを告げた。
千里のかなた江陵へは一日で帰る両岸の猿の鳴き声はやまない私の軽い舟は、折り重なる山々を早くも通り過ぎていく春望(しゅんぼう 杜甫国破山河在(くにやぶれて さんがあり) 城春草木深(しろはるにして そうもくふかし) 感時花濺涙(ときにかんじては はなにもなみだをそそぎ) 恨別鳥驚心(わかれをうらんでは とりにもこころをおどろ かす) 烽火連三月(ほうか さんげつつらなり) 家書抵萬金(かしょ ばんきんにあたる) 白頭掻更短(はくとうかけば さらにみじかく) 渾欲不勝簪(すべて しんにたえざらんとほっす)長安のまちはすっかり破壊され、あとには、昔ながらの山河が残った城に春が来て草木は深くしげっているこの時勢を思うと花を見ても涙が流れ、別れを悲しんでは、鳥にも心が痛む戦いは、三箇月続き、家族からの手紙は万金に値するほど貴重だ白髪はかけばかくほど短くなり、冠をとめるピンがさせなくなりそうだ登高(とうこう)風急天高猿嘯哀(かぜ きゅうに てんたかくして えんしょう かなし) 渚清沙白鳥飛廻(なぎさ きよく すな しろくして とり とびめぐる) 無辺落木蕭蕭下(むへんの らくぼくは しょうしょうとして くだり) 不尽長江滾滾来(ふじんの ちょうこうは こんこんとして きたる) 万里悲秋常作客(ばんり ひしゅう つねに かくとなり) 百年多病独登台(ひゃくねん たびょう ひとり だいに のぼる) 艱難苦恨繁霜鬢(かんなん はなはだ うらむ はんそうの びん) 潦倒新停濁酒杯(ろうとう あらたに とどむ だくしゅの はい)風が吹いて空は高く澄み、猿の鳴き声が哀しい。
渚は清らかに砂は白く光り、鳥が飛び回る見渡す限り、葉がそよそよと散り、つきることのない長江はたぎるように流れている都から遠く離れた彼方で悲しい秋の季節にあい、いつも旅人である私人生は百年、それも病気がちの身で独り高台に登る辛いことや悲しいことが多く、霜のような髪になってしまったのがうらめしいせめて酒でも飲みたいが、濁り酒の杯もやめなければならなくなった重題 (かさねてだいす)香爐峰 白居易日高睡足猶慵起(ひたかく ねむりたりて なおおくるにものうし) 小閣重衾不怕寒(しょうかくに しとねをかさねて さむさをおそれず) 遺愛寺鐘欹枕聴(いあいじのかねは まくらを そばだ。












