
秒速五厘米剧本第一幕.doc
32页明里 『ねぇ、秒速5センチなんだって』呐 听说是5cm/s 貴樹 『え、なに?』 什么 在说什么呢 明里 『桜の花の落ちるスピード秒速5センチメートル』樱花花瓣飘落的速度 是5cm/s 貴樹 『ふーん・・・明里そういうことよく知っているよね』嗯 明里在这方面懂得挺多的啊明里 『ふーんねぇ、なんだかまるで雪みたいじゃない?』嗯 明里在这方面懂得挺多的啊呐 你不觉得很像雪花吗 貴樹 『そうかな・・・あっ! ねぇ、待ってよ・・・』也许吧 喂 等等我貴樹 『明里!』,明里明里 『貴樹くん・・・来年も、一緒に桜見れるといいね』贵树同学 要是明年也能一起赏樱花就好了 遠野貴樹サマへ! たいへんご無沙汰しております こちらの夏も暑いけれど、東京にくらべればずっと過ごしやすいです でも今にして思えば、私は東京のあの蒸し暑い夏も好きでした 溶けてしまいそうに熱いアスファルト(沥青)も、陽炎(かげろう)のむこうの高層ビルも、春夏天,阳光照射地面蒸发出来的蒸气 デパートや地下鉄の寒いくらいの冷房(れいぼう)も 降温,冷气设备 私たちが最後に会ったのは小学校の卒業式でしたから、あれからもう半年です ねぇ、貴樹クン・・・。
私のこと覚えていますか?贵树同学 要是明年也能一起赏樱花就好了 远野贵树敬启 许久未曾与你联络 虽然我们这里的夏天也很炎热 但跟东京比起来 感觉舒服多了 不过现在想想 我也很喜欢东京闷热的夏季 好似要溶化了一般的柏油路 透过闷热空气望见的高楼大厦 还有像便利店和地铁站里凉到发冷的冷气 我们最后见面 是在小学的毕业典礼上吧 如今已经过去了半年 喂 贵树同学 你还记得我嘛 前略、貴樹クンへ书信省去前面的恭维话) お返事ありがとう、うれしかったです もうすっかり秋ですね深秋) 已经完全入秋了 こちらは紅葉(こうよう)が綺麗です 今年最初のセーターを、おととい私は出しました我前天穿上了今年第一件毛衣 セーラー(sailor船员)の上に着るクリーム色(浅黄色)のセーターはかわいくてあたたかいです 私の大好きなかっこうです 貴樹クンの学生服姿、どんなふうなんでしょうね きっと大人っぽく見えるんだろうな 最近は部活で朝が早いのでいまこの手紙は電車で書いています この前、髪を切りました 耳が出るくらい短くしちゃったから、もし会っても私ってわからないかもしれませんね前略 致贵树同学 感谢你的回信 我很开心 已是深秋 这里的枫叶很美 前天 我把今年先要穿的毛衣拿出来了 最近有社团活动 早上都起得很早 这封信是在电车里写的 前阵子把头发剪了 短到露出了耳朵 要是见面了 你也许都认不出我了 先輩 『遠野君』远野同学 貴樹 『先輩』学姐先輩 『なに、ラブレター?』看什么呢 情书吗貴樹 『違いますよ』不是的先輩 『ごめんね、全部お願いしちゃって』不好意思 全都拜托给你做貴樹 『いえ、すぐ終わりましたから』没关系 马上就做完了 先輩 『ありがとう・・・、ねぇ転校しちゃうって本当?』谢谢 呐 听说你要转学了 是真的吗 貴樹 『あ、はい。
三学期一杯です』是 在第三学期前后先輩 『どこ?』去哪儿 貴樹 『鹿児島(かごしま)です、親の都合で』鹿儿岛 父母的原因 先輩 『そうか・・・、さびしくなるなぁ』是嘛 那我们会很寂寞的母 『ただいま』我回来了貴樹 『おかえり』 欢迎回来貴樹クンもきっと少しずつ、かわっていくのでしょうね 贵树同学也在一点点地变化着吧 拝啓 寒い日が続きますが、お元気ですか? こちらはもう、何度か雪が降りました 私はそのたびに、ものすごい(可怕的厉害的夸张的)重装備で学校に通っています 東京は、雪はまだだよね 引っ越してきてからもつい癖で、東京の分の天気予報まで見てしまいます敬启 最近一直很冷 你还好吗 我们这里都下了好几场雪了 拜它所赐 我上学几乎是重装上阵 东京还没下雪吧 虽然搬了家 但习惯还改不了 总会不知不觉地看东京的天气预告 同級生 『雨でもふらねぇかなぁ・・・』老不下雨啊 同級生 『でも、屋内(おくない)でもきついぜ』待在室内也很闷啊貴樹 『なぁ、栃木(とちぎ)って行ったことあるか?』呐 你们去过栃木吗同級生 『あ、どこ?』啥 那是哪里 栃木貴樹 『栃木・・・』同級生 『ない』没去过 貴樹 『どうやっていくのかな』要怎么去呢 同級生 『さぁ、新幹線とか?』不知道 坐新干线之类吧 貴樹 『遠いよな』好远啊 先輩 『1年!』一年级的3人 『はい』到今度は貴樹クンの転校が決まったということ、驚きました。
お互いに昔から転校にはなれいるわけ(原因)ですが、それにしても鹿児島だなんて、今度はちょっと遠いよね いざという時に、電車に乗って会いにいけるような距離ではなくなってしまうのは、やっぱり、少し、ちょっとさびしいです不再是突然有什么事的时候就能坐电车相间的距离了 どうかどうか、貴樹クンが元気でいますように这次听说你要转学 让我很吃惊 难道是我们早就习惯了转学吗 不过话说回来 这次居然是转到鹿儿岛 似乎走得远了点 以前还能找机会搭电车去找你 但以后的距离就... 果然 有点寂寞了呢 总之保佑贵树同学身体健康 前略 貴樹クンへ 3月4日の約束、とてもうれしいです 会うのはもう一年ぶりですね なんだか緊張してしまいます うちの近くに大きな桜の木があって、春にはそこでも多分、花びらが秒速5センチで地上に降っています 貴樹クンと一緒に、春もやってきてくれればいいのにって思います前略 贵树同学 能在3月4日的见面 我真的很开心 已经1年多没有见面了呢 总觉得很紧张 我家附近 有一棵很大的樱花树 到了春天 那边的樱花大概 也会以每秒五厘米的速度飘落吧 我想要是春天能和贵树同学一起赏花就好了 同級生 『遠野、部活行こうぜ』远野 去社团吧 貴樹 『ああ・・・』呃....貴樹 『あのさ、俺、今日ちょっと部活駄目なんだ』我想今天不能参加社团活动了同級生 『引越しの準備か?』为搬家做准备吗 貴樹 『そんなとこ、悪いな』差不多 不好意思 私の駅まで来てくれるのはとても助かるですけれど、遠いのでどうか気をつけてきて下さい。
如果能到我这里的车站 真是太好了 但是路途遥远 请务必小心 約束の夜7時に、駅の待合室(まちあいしつ)で待っています约好的晚上7点 我在车站的候车室等你 明里との約束の当日は、昼過ぎから雪になった・・・与明里约好见面的当天 从午后 就开始下雪 明里 『あ、ねぇ貴樹くん猫・・・チョビだ』喂 贵树同学 是小猫chobi 貴樹 『こいつ、いつもここにいるね』这孩子 一直都在这里呢 明里 『でも、今日は一人みたいミミはどうしたの? 一人じゃさびしいよね』但今天她好像落单了 Mimi怎么没来 一个人很寂寞吧 貴樹 『あの本、どう?』觉得那本书如何明里 『なかなか昨日一晩で40億年分読んじゃった』还不错 昨天一晚上看了40亿年的内容 貴樹 『どのあたり?』看到哪儿了明里 『アノマロカリスが出てくるあたり』貴樹・明里 『カンブリア紀』奇虾出现的那个时期明里 『私、ハルキゲニアが好きだな、こんなの』我喜欢怪诞虫 像这样子的貴樹 『まぁ似てるか・・・』是啊 挺像的 明里 『貴樹くんは?』那贵树同学喜欢什么 貴樹 『オパビニアかな』欧巴宾海蝎吧 明里 『目がいつつある人だよね』哦 是那个有五只眼睛的吧 僕と明里は、精神的にどこかよく似ていたと思う。
僕が東京に転校してきた一年後に、明里が同じクラスに転校してきた まだ身体が小さく病気がちだった僕らは、グランドよりは図書館が好きで・・・ だから僕たちは、ごく自然に仲良くなりそのせいで、クラスメイトからからかわれることもあったけれど、 でも、お互いがいれば不思議にそういうことは、あまり怖くはなかった 僕たちはいずれ同じ中学に通い、この先もずっと一緒だと、どうしてだろうそう思っていた我和明里在身心上 有很多相似的地方 我转学到东京的一年后 明里也转学到相同的班级来 还是矮小体弱的我们 比起操场 更喜欢图书馆 所以我们自然而然地成了好朋友 也因为如此 我们时常被同学们拿来开玩笑 但是... 只要两人在一起 不可思议地... 我们也不再畏惧那样的事 总觉得 我们两人有一天会上同一所初中 今后彼此形影不离 不知为何 我一直这么相信着新宿、新宿、終点です 新宿 新宿到了 终点站到了 お降りのお客様は・・・下车的乘客请往... 新宿駅へひとりで来たのは初めてで、これから乗る路線も僕にはすべて初めてだった第一次独自到达新宿车站 这之后要乘坐的线路 也都是头一次体验 ドキドキしていた 心情很激动 これから、僕は明里に会うんだ。
这之后 我就要和明里见面了まもなく、武蔵浦和、武蔵浦和に到着いたします武藏浦和 武藏浦和马上就要到了 次の武蔵浦和では・・・在武藏浦和站 由于需要等待快速列车快速列車待ち合わせのため、この列車は4分ほど停車します本列车将作4分钟左右的停留プルルルル・・・明里 『あの、篠原と申しますけれど・・・あの、貴樹クンいらっしゃいますか?』呃 请问贵树同学在不在母 『明里ちゃんよ』是明里哦 貴樹 『転校? 西中はどうするんだ? せっかく受かったのに』什么 转学 西中那边怎么办 好不容易才考上了啊 明里 『栃木の公立に手続きするってゴメンネ』他们说办了栃木那边公办中学的转学手续 对不起貴樹 『いや、明里が謝ることないけど』不 明里你不必道歉 明里 『葛飾のおばさんちから通いたいって言ったんだけど、もっと大きくなってからじゃないとダメだって』我跟他们说 我可以住在葛饰的阿姨家 可他们说我年龄太小 不行 貴樹 『わかったもういいよもういい!』我明白了 够了 不要说了明里 『ゴメン』对不起 耳が痛くなるくらい押し当てた受話器越しに、明里が傷つくのが手にとるようにわかった透过那压得我耳痛的话筒 我能感受到明里受伤的心 でも、どうしようもなかった。
可我却无能为力 乗り換えのターミナル駅は帰宅を始めた人々で込み合っていて、誰の靴も雪の水を吸ってぐっしょりと濡れていて、 空気は雪の日の都市独特の匂いに満ちて冷たかったお客様におしらせいたします宇都宮線、小山、宇都宮駅方面行き列車はただ今雪の為到着が10分ほど遅れておりますお急ぎのところお客様には大変・・・ その瞬間まで、僕は電車が遅れるなんていう可能性を考えもしなかった 不安が急に大きくなったただ今この電車は雪の為10分ほど遅れて運行しております 大宮駅を過ぎてしばらくすると、風景からはあっというまに建物が少なくなった次は久喜、。












