
桥本市冈洁数学wave.pdf
2页橋本市岡潔数学WAVE 橋本市名誉市民の一人に数学者で文化勲章を受賞された「岡潔」さんがいらっしゃいます故人の業績を顕彰するとともに、「算数・数学が楽しい」、「算数・ 数学がおもしろい」と感じる子どもたちを一人でも多く育てたいという願いから、「橋本市岡潔数学WAVE」を設立し、将来的に数学ワンダーランド(たとえば、算数数学に係る展示や学習体験ゾーンを備えた施設、セミナーやおもしろ算数・数学教室の開講など)を創り上げたいと考えています そこで、設立準備会を組織するにあたり、指導者や協力いただける方々を募集します 1 本組織の構想(趣旨) (1) 現状 : 国際的な学力調査結果においても、数学について、知識・技能を実際の場面で活用する力に課題があることや、興味関心の低さが指摘されていますまた、「算数・数学の勉強が楽しいか」「数学の勉強への積極性」などの設問については、他国と比較してみれば最下位群にありますさらに、国や和歌山県教育委員会が実施した学力診断テスト(橋本市立全小・中学校実施)の分析結果からも、「数学的な見方や考え方」「数学への関心・意欲・態度」を高める指導や実生活の場面と結びつけて活用する力の育成が必要だと報告されています。
橋本市の児童生徒も同様の課題がみられます (2) 目的 : 算数・数学教育の課題は、これまでも指摘されてきたことですが、正答はできても、算数・数学が楽しいと思う子どもたち、算数・数学の意義を感じている子どもたちを育てられていないという点にあります橋本市では、子どもたちのこの現状を改善し、算数数学教育の推進を中心に、文化を育むまちづくり(数学ワンダーランド)に寄与することを目的として会「橋本市岡潔数学WAVE」を設立します 奈良女子大学名誉教授であった岡潔氏は、数学の研究業績により、昭和 35 年度文化勲章を受賞された橋本市名誉市民でありますしかしながら、没後 30 年を経た現在、他地域から転入者が増加する本市にあって、氏の業績を知る市民も多くありません氏の業績を後生に引き継ぐのも市民の務めであり、本会がその一端を担っていきたいと考えています (3) 目標 : おもしろ算数・数学教室や算数数学セミナー(イベント)を通して、算数・数学の楽しさ、不思議さを体感し、学習への積極的な態度や自信を子どもたちに身につけさせたいと考えますまた、子どもたちが故人岡潔氏の業績を知り、橋本市民としての誇りや夢を持って生きてくれるよう力を尽くしたいと考えます。
2.数学ワンダーランド基本計画 (1) 全体事業計画 「橋本市岡潔数学WAVE」(仮称)を発足(社会教育認定団体登録予定) この会は上記の目的を達成するため、次の事業を行います ⅰ) おもしろ算数・数学教室(講座)の開催 ⅱ) 研究会、講習会等の開催 ⅲ) 偉人「岡潔」の顕彰 ⅳ) その他、この会の目的を達成するために必要な事業 ・ 会員は広く、行政・財界人・教育関係者・地域住民から募ります ・ 会費制(ひとり 2 千円~1万円で地域を巻き込む)とします ・ 「岡先生」の業績を詳しく説明できる講師の育成 (2) 算数・数学教室(おもしろ算数・数学教室)の開催 講師の会を発足:教員(小・中・高・大)、大学生人材の育成、確保 対象:市内小・中・高校生 等 会場:各公民館(数学博物館) (3) 「橋本市数学博物館」(仮称)構想 ・ 岡潔先生の資料、業績の展示 ・ 算数・数学に関する博物館、数学作品展示(東海大学教育研究所 秋山仁教授の協力を予定) 一般市民にわかりやすい数学の世界へ導く展示物等 ・ 算数・数学の学習体験ゾーン ・ 算数・数学おもしろ講座の開講 現在、岡潔氏に関する資料は、橋本市郷土資料館に展示されています。
また、「春宵十話」・「春風夏雨」などの単行本や「岡潔集」全五巻・「岡潔先生遺稿集」全七集などの著作は橋本市図書館にありますなお、奈良女子大学には岡潔文庫がありホームページで公開中です (4) 記念講演、発足セレモニー開催 (5) 広報活動(市民等へのアピール) ・ ホームページ開設 ・ イベント、会報の定期的な発行 講演会・コンクール 等 橋本市数学博物館(仮称) おもしろ算数・数学教室 講師の会 設立準備会 「橋本市岡潔数学WAVE」 。
